奨学金や借金を早く返済したい人は一発逆転を狙いがちです。
しかし一発逆転を狙うよりも習慣を見直すほうが、結果として効率的にお金は貯まり、返済も早くできるようになります。
また借金が無い人でも、大きな買い物はしていないのにお金が貯まらないという人も、意外と多いのではないでしょうか。
そんな人達も、お金が貯まらない行動を無意識に取っている可能性が高いです。
節約しているのにお金が貯まらない人は、実は節約しているつもりになっているのかもしれません。
問題は本人が無自覚にお金の貯まらない人と同じ行動をしていることです。
この記事で紹介している習慣をしていないか確認し、当てはまることはすぐに改善しましょう。
- 奨学金や借金を早く完済したい人
- 貯金が出来ずに焦っている人
- なぜか毎月赤字になってしまう人
- 老後資金など将来のお金が不安な人
奨学金や借金を早く返したい人がすぐにやめるべき習慣
お金の貯まらない人がやりがちな行動習慣は次の8点です。
当てはまる点が多い人は今日から改善していきましょう。
奨学金や借金を早く返したい人がすぐにやめるべき習慣ポイント8選
- 用がないのにお店に行くor何となくネットショッピングサイトを見る
- セール品を頻繁に買う
- ギャンブルをしたり、宝くじを買う
- 頻繁に付き合いの飲み会に参加する
- 分割払い・リボ払いをする
- 見栄を張る
- ATMで頻繫にお金を降ろす
- コンビニ中心の生活
①用がないのにお店に行くor何となくネットショッピングサイトを見る
用がないのにお店に行ってしまう人や何となくネットショッピングサイトを見てしまう人は、ついつい衝動買いしてしまいがちです。
特に仕事終わりなど夜の時間帯は判断力が落ちているため、店員に勧められた商品やネットショッピングのおすすめ商品を「欲しいかも」という何となくな理由で買ってしまう可能性が高い傾向にあります。
またストレスが溜まった時には物欲が爆発し、散財してしまう人も多くいます。
ショッピングがストレス発散になっている場合、手に入れるまでが一番楽しく手に入れてからは興味が薄れてしまいます。
そのため、部屋が物であふれてしまうことになっても買い物がやめられず、必要のないものや似たようなものを買い続ける、お金が貯まらない負のスパイラルに陥ってしまうのです。
\ 改善ポイント /
①買う物を決めてからお店やネットショッピングを見る
+
比較のためにネットショッピングサイトを活用する
世の中には魅力的な商品やサービスであふれています。
また企業もさまざまなマーケティングを行い、買ってもらうための工夫をしています。
そのため無計画にお店にいったり、ネットショッピングを見るのはやめましょう。
無駄遣いを無くすには、事前に買う物を決めておくことです。
何が必要で、予算はいくらかを事前にメモしておくと無駄遣いがなくなります。
さらに本当に自分にとって価値のある物を買うことで満足度も上がり、買った後も大切にするため長く使うことができます。
②セール品を頻繁に買う
「○○割引」など安くなっていてお得だと思い、ついつい買ってしまう人は注意が必要です。
例えば洋服のセール品はお得に感じるかもしれませんが、好みの色じゃなかったり、微妙にデザインが気に入らないと結局あまり着ることがなく、タンスの肥やしになってしまいます。
\ 改善ポイント /
②価値を考えた買い物をする
本当に欲しいものだけを買うことにすると、結果的に全体の支出は減り満足度も高くなるので、幸せ度もアップします。
毎月の限度額を設けてその中でやりくりするのが大切です。
③ギャンブルをしたり、宝くじを買う
ギャンブルはやっている間は興奮してストレス解消になるかもしれません。
しかし、ギャンブルは損することが多く、依存性があるのも問題です。
依存してしまうとギャンブルが生活の中心になってしまい、お金がどんどんなくなってしまいます。
また宝くじは当たれば大金を手に入れることができますが、当たる確率はかなり低いため買うほど支出は多くなってしまいます。
「買わなければ当たらない」という人がいますが、そもそも宝くじの還元率は40~50%と言われています。
宝くじはギャンブルと別に考えられがちですが、法律で認められた公営ギャンブルです。
ギャンブルをやるお金で何が買えるか冷静に考えてみましょう。
\ 改善ポイント /
③ギャンブルや宝くじを買うのはやめる
or
毎月のお小遣いの範囲内でやる
どうしてもやりたい場合は、お小遣いの限度額を設定し必ずその中で趣味としてやるようにしましょう。
ただし強い依存性があるため、上限額を超えてもやり続けてしまう人もいます。
結局は、お金を貯めたいのならギャンブルには手を出さないようにして、宝くじも買わないようにするのが最善です。
習慣になっている人は依存症になる前に、なるべく早くにやめるようにしましょう。
すでに依存症の人は自力で治すのはほとんどの場合無理なので、病院での治療が必要になります。
④頻繁に付き合いの飲み会に参加する
誘いを断るのが苦手な人は、あまり乗り気でない飲み会にも参加しがちです。
コミュニケーションとして飲みに誘う人も中にはいますが、その全てに参加しているといくらお金があっても足りません。
\ 改善ポイント /
④参加する飲み会は選ぶ
仕事上の付き合いも2~3回に1回は断るなど勇気を持つことも必要です。
毎回断ることをしなければ、仕事上の人間関係も険悪にはなりません。
仕事上の何となくの付き合いの飲み会は控え、仕事上必要な飲み会や行きたい集まりのみ参加することで、時間とお金の節約もできるようになります。
⑤分割払い・リボ払いをする
分割払いとは3回以上の複数回にわたって分割する方法です。
分割払いを利用すると支払額を複数回に分けることができ、高額な商品も買うことができます。
しかし、分割払いは月々の支払額に加え、手数料がかかるため支払総額は1回払いよりも多くなります。
さらにリボ払いは注意が必要です。
リボ払いは毎月の支払額が一定なので、より高額な物を買うことが出来ますが、高い利息がつきます。
高い利息がつくためカード会社は儲かります。
そのためキャッシュバックなど頻繁にキャンペーンをやっていますが、最終的にキャッシュバックで得たお金以上の利息を払う事にもなりかねません。
\ 改善ポイント /
⑤分割払いは控え、特にリボ払いは絶対に利用しない
分割が必要な高額な商品はお金が貯まってから買うようにしましょう。
手数料はなるべく払わないで買うというのがお金を貯めるのには必要な考え方になります。
大した額にならないからと手数料を軽く見るのは危険です。
⑥見栄を張る
他人に良く思われたいという気持ちが強く、SNSで「いいね」をもらいたい人は散財しがちです。
新製品や限定物を買って他人に自慢してしまう人は、自己肯定感が低い傾向にあります。
そのため何かを買う基準が自分の価値観ではなく、他人にどう思われるかが買い物する基準になってしまっています。
このお金の使い方は満足感が少なく、依存症のように買い物を繰り返してしまう傾向にあります。
\ 改善ポイント /
⑥他人と比べず、自分の価値観で買い物をする
自分の価値観を基準にすると、欲しいものが厳選されます。
本当に欲しいものであれば愛着も沸き、長く使用するので高価な物でも結果的に節約になります。
見極めるコツは「時間をおく」ことです。
大抵の場合欲しいと感じるのはその場だけで時間をおくといつの間にか忘れてしまいます。
時間をおいても欲しいと感じる物は、心から欲しいものなので買っても後悔することはほとんどありません。
⑦ATMで頻繁にお金を降ろす
お金が無くなるたびにATMでお金を降ろす生活だとお金は貯まりません。
なぜなら何回もお金を降ろすとそのたびに手数料がかかり、1ヵ月で降ろした金額も分からなくなってしまい、結果的にお金の使い過ぎに繋がるからです。
\ 改善ポイント /
⑦ATMで引き落とす日を決めて予算内でやりくりする
or
キャッシュレス決済が中心の生活をする
現金派の人は給与から1ヵ月の予算を最初に引き出し、その予算をどう使うかを決めてその予算内でやりくりしましょう。
最初のうちは予算に余裕を持たせるとストレスが少なくすみます。
キャッシュレス決済を利用するとポイント還元があるため、よりお得に買い物ができます。
この時使うキャッシュレス決済を限定(1つもしくは2つ)しておくとよりポイントが貯まりやすくなります。
しかし、キャッシュレス決済はお金を使っている実感が薄いため注意が必要です。
どのくらい使ったかを把握するにはクレジットカードとアプリを連携させると支出の把握がしやすくなります。
いろんなアプリがありますが、おすすめはマネーフォワードです。
マネーフォワードは無料で利用ができ、クレジットカードだけでなく電子マネーも提携できるため支出の把握が簡単になります。
マネーフォワードについては詳しい知りたい人は↓の記事を参考にして下さい。
家計簿アプリはマネーフォワードがおすすめ-マネーフォワードを使って感じたメリットとデメリット
⑧コンビニ中心の生活
コンビニは便利ですが、スーパーなどよりも割高になっています。
例えば毎日コンビニ弁当やコーヒーを買っている人は毎日の支出は少ないですが、月で考えるとそれなりの支出になります。
コンビニの商品をたまにの贅沢品として楽しんでいるなら問題ありません。
しかし、無意識にコンビニでの買い物が常習化している人は習慣を見直す必要があります。
毎日テイクアウトのコーヒーやコンビニ弁当など習慣になっている人は一度見直してみましょう。
\ 改善ポイント /
⑧スーパーでの買い物に変える
コンビニは購買意欲を駆り立てるように工夫がされています。
また、コンビニで150円した飲み物でも、スーパーでは100円しないなど小さな出費の違いですが、コンビニを使う頻度が多いほど年間での差額も多くなります。
お金を貯めたいのなら、なるべくコンビニの利用は控えるようにしましょう。
また出来るだけ自炊するようにしましょう。
自炊をすることで食費を抑えることもできます。
毎日は大変という人も、お米は自分で炊いておかずは総菜を買ったり、週の半分は自炊するなど利用する頻度を減らすことで年間の支出をだいぶ抑えることができます。
まとめ
貯金を増やすには収入アップよりも支出を見直す方が簡単です。
ちょっとした無駄遣いでも積み重なってくると大きな支出になってしまいます。
習慣になっている場合もあるので、無理のない範囲でちょっとずつ行動を見直していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。それではまた。