できるだけ無駄遣いをしないようにしているのに、ちっともお金が貯まらないという悩みはありませんか。
貯められない人の多くは、生活費などを使った後に余った金額を貯金する方法をとっているのではないでしょうか。
しかしそれではなかなかお金を貯めることはできません。
確実にお金を貯めるには「先取り貯金」をしてみましょう。
手取り- 先取り貯金
=生活費
上記のように先に貯蓄分を取り分けて、残りを生活費とするのが先取り貯金のやり方です。
先取り貯金はその仕組みを作ってしまえば、初心者でもお金を貯めることができます。
お金が貯まっていく喜びをぜひ体感して下さい。
- 贅沢していないのに貯金できない人
- 節約しているのにお金が貯まらない人
- これから本気で貯金したいと思っている人
先取り貯金のメリット
毎月決まった金額が貯金出来る
毎月残った金額を貯金しようと思うと、毎月の貯金額はバラバラになってしまい出費が多い月は貯金出来ないor赤字になってしまう危険性があります。
先取り貯金であれば先に取り分けてしまうので、毎月必ず決まった金額を貯金することができます。
貯金することにストレスを感じる人ほどおすすめ
頑張って貯金することにストレスを感じる人ほど、先取り貯金はおすすめです。
先取り貯金で確保した貯金分は、はじめから無いものとして生活することになります。
そのため「節約して頑張って貯金しなきゃいけない」など貯金する際に、余計なストレスを感じることが無くなります。
先取り貯金の金額の決め方
目標を設定する
まずは、「欲しいもの」や「やりやいこと」を考えて目標を設定しましょう。
どうしてお金を貯めたいのか貯める理由をハッキリさせるのは、貯金を継続するためのモチベーションを保つのに必要になります。
目標を決めたら達成するまでの期間から、毎月の先取り貯金の金額を決めていきます。
老後資金や子供の教育費など目標金額が今の段階で決められない人は、手取りの20%を先取り貯金しましょう。
ただし、これまで貯金が上手くいっていない人やちゃんと出来るか不安な人は、まずは手取りの10%から始めてみましょう。
先取り貯金の金額を高く設定し過ぎない
貯金が継続できない人は、早く目標金額を貯めたいと思い、毎月の貯金額を高く設定しがちです。
無理な金額を設定するとストレスになり、継続することが出来なくなります。
先取り貯金の仕組みを作る
先取り貯金を継続するには、一度しっかりと仕組みを作ることです。
一度仕組みを作ってしまえば、目標を叶えることが可能になります。
仕組みは至ってシンプルです。
口座を分ける
まずは口座を
①普段使う(生活に使う)口座
②貯蓄(貯金する)口座
の2つに分けましょう。
生活費やクレジットカードなどの支払いは①の口座から支払うようにして、②は目標額が貯まるまで手を付けないようにします。
口座を分けることでスムーズにお金を貯めることができます。
封筒でなく、口座で分けるのは自動化が出来るからです。
一度設定すれば、毎月貯金用口座に自動で、貯金分を振り分けることができます。
長期的に見れば、封筒で分けるよりも手間と時間の節約になります。
自動積立を利用する
銀行の自動積立定期預金を利用することで、毎月決まった日に設定した金額を引き落としてくれます。
自分で貯蓄するお金を口座に移す手間がなくなり、一般的に普通預金よりも金利は高めです。
財形貯蓄制度を利用する
財形貯蓄制度とは、給与から天引きすることで貯蓄することができる国の制度のことです。
勤務先に制度があれば利用することができ、一般的に普通預金よりも金利は高めです。
積立商品は定期預金や保険、投資信託、有価証券などさまざまものがあります。
財形貯蓄制度は一般財形貯蓄、財形住宅貯蓄、財形年金貯蓄の3種類があります。
- 使用用途は自分で好きに選ぶことができる積立貯金になります。
- 貯蓄開始から1年経過するまでは自由に使えないので、強制的に貯金ができます。
- 利息や配当金などは約20%の税金がかかる点には注意が必要です。
- 住宅購入や75万以上かかるリフォームのための積立貯金になります。
- 財形年金貯蓄と合わせて、残高が550万まで税金がかからないのが利点です。
- 老後の資金作りのための積立貯金になります。
- 積立期間は5年以上で、60歳以降から受け取ることができます。
- 財形住宅貯蓄と合わせて、残高が550万まで税金がかからないのが利点です。
口座に鍵をかける
先取り貯金で大切なことは「先取り貯金した分には手を出さない」ことです。
急な出費があるとつい使いたくなりますが、先取り貯金したお金を使ってしまうと貯蓄ペースが乱れてしまいます。
そのため貯金用の口座には鍵をかけて切り崩しを防ぐための仕組みを作っておきましょう。
- キャッシュカードを作らない
- 解約が複雑(面倒)な預金商品を選ぶ
- 夫婦でお互いに管理しあう
まとめ
先取り貯金は誰にもできる貯金方法です。
ボーナス月や昇給時に貯金額を増やすことで貯蓄スピードもあがります。
ただし必ず貯金する金額は無理のない範囲で設定しましょう。
先取り貯金で毎月確実に貯金をして、目標を達成しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。それではまた。