ヨーグルトや納豆などの発酵食品が身体に良いことは良く知られていますが、甘酒も発酵食品だということをご存知でしょうか。
甘酒は江戸時から現代まで飲まれており、私たち日本人にとって身近な食品です。
古くから飲まれているのには美味しいことはもちろん他にもメリットがたくさんあります。
ネット上にもさまざまな効果があることが書かれていますが、その効果が本当かどうか自分の身体を使って実験してみました。
甘酒は「飲む点滴」と言われるほど栄養も豊富で、夏バテ防止にも効果があります。
そのため、これからの季節にもピッタリです。
例年夏バテに困っている人はぜひ取りいれてみて下さい。
甘酒の効果がでるのが2~3週間といわれているので、1ヵ月毎日飲んで効果があるかを検討しました。
※飲み続けて3ヵ月後の効果についても追記しています。
- 甘酒の効果について知りたい人
- 実際に試してみた人の体験を知りたい人
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甘酒の効果
甘酒には主に次の4つの効果があります。
甘酒の4つの効果
- 整腸作用
- 免疫力アップ
- 美肌効果
- 疲労回復
甘酒は善玉菌のビフィズス菌を増やし、腸内環境を整えることができるため、便秘の解消に効果があります。
腸内には免疫細胞があるため、腸内環境を整えることでアトピーや花粉症の緩和や免疫力アップに繋がります。
甘酒は飲む点滴と言われるほど栄養豊富で、甘酒に含まれるビタミン群には抗酸化作用があり保湿効果もあるため、美肌効果も期待できます。
その他にも甘酒にはGABAなどの物資が含まれ、ストレスを緩和する効果があるため安眠する効果もあります。
このように甘酒にはさまざまな効果があり、メリットでいっぱいです。
ダイエットにも有効?
甘酒の甘さは米のデンプンを分解してできたブドウ糖やオリゴ糖です。
砂糖に比べてカロリーや糖質が少ないため、砂糖の代わりに甘酒を使用することでダイエットに繋がるといわれています。
ただし、取り過ぎは逆効果になるので注意しましょう。
今回私が飲んだ八海山の甘酒でいえば118gの商品1本が1日の目安になります。
(八海山ホームページQ&A参照)
より詳しく効果を知りたい方は下の記事を参考にして下さい。
↓
今回試してみた甘酒
選んだ理由
近所のスーパーで入手ができる中で、原料が米麴で一番クセがなく、飲みやすかったので八海山の甘酒を飲むことにしました。
八海山の甘酒の成分など、より詳しく知りたい人は↓から八海山のホームページを参照してください。
↓
製品情報(リンク先:麴だけでつくったあまさけ 八海山)
初詣など神社で売っている甘酒は原料に酒粕を使用しています。
そのため昔ながらの甘酒の味が好きな人は酒粕を使用した甘酒がおすすめです。
酒粕由来の甘酒については↓の記事を参考にして下さい。
飲んでみた結果
1ヵ月間毎日朝もしくは夜に1~2杯飲んでみました。
甘酒は豆乳や牛乳(たまに炭酸水)で割って飲むことが多かったですが、3~5日で1本使い切る感じでした。
飲み始めてから1週間経過
特に変化なし。
1週間毎日飲んでみた感じでは、特に変わったことはありませんでした。
ただ甘酒はお腹が空いてるときに飲んでみると、ある程度満足感を得られることが分かりました。
甘酒だけでも空腹は一時的にでも紛れるので、小腹が空いている時に飲むと良いかもしれません。
飲み始めてから2週間経過
私はもともと便秘ぎみでしたが、2週間が経過すると便秘で悩む日が少なくなりました。
毎朝きちんと便通があるようになったのは、腸内環境が改善されたためだと思います。
飲み始めてから3週間経過
便秘は改善され、それまで週に数回あった下痢もほとんど無くなりました。
しかし体重などその他には変化はありません。
3週間が経った辺りから、疲れた日に甘酒を飲むと次の日の朝は目覚めが良いので、疲れた日には夜ごはんの後などに意識して飲むようになりました。
飲み始めてから1ヵ月経過
便秘と下痢は甘酒を飲んで2週間を超えたあたりから徐々に無くなり、1ヵ月後も便通は良い状態のままです。
私は毎年12月の終わり頃から花粉症に悩まされるのですが、今年は薬をほとんど飲まずにすみました。
また仕事が忙しい時に悩まされていたニキビですが、甘酒を飲み続けている1ヵ月間はなっていません。
甘酒のダイエット効果ですが、料理など砂糖の代わりに積極的に活用することで効果が出てくるようです。
今回は飲むことがメインで、料理に活用していなかったのがダイエット効果が得られなかった原因のようです。
飲み始めてから3ヵ月経過
普段は朝に飲むようにして、栄養補給してから仕事に行くようにしています。
飲むのが習慣になり、今では便秘も下痢もほとんど起こさなくなりました。
また甘酒には疲労回復も期待できるので、疲れた日には食後に飲むようにするようにしています。
1ヵ月間飲み続けた後に、甘酒を飲むのを逆に1ヵ月間やめてみたところ、便秘など戻ってしまいました。
腸内環境が整うまで約2週間はかかるといわれていますが、崩れるのはそれよりも早いように感じました。
おすすめの飲み方
私が実際にやっていた方法をご紹介します。
よりおいしい甘酒と飲み方について詳しく知りたい人は下記の記事を参考にしてください。
↓↓↓
家庭で簡単に飲めるおすすめの甘酒と美味しい甘酒(米麴と酒粕)の飲み方
また、どの甘酒を選べばいいか迷っている人は下記の記事を参考にしてください。
↓↓↓
米麴由来の甘酒を飲み比べてみた結果-見た目・容量・味について
甘酒を豆乳や牛乳で割る
1:1の割合で混ぜ合わせてみると飲みやすくなりますが、お好みの割合で割ってみましょう。
寝る前に牛乳と割ってホットで飲むと寝つきも良くなります。
他にも炭酸水で割ってみるのもおすすめです。
美味しく飲むための一工夫
少し手間をかけるとさらに美味しく飲むことができます。
リンゴをプラスする
甘酒200㎖+リンゴ1/4
リンゴと甘酒をミキサーにかけるだけの簡単で美味しいスムージーです。
手軽に作れるだけでなく、栄養もしっかりととれてお腹の持ちも良くなります。
レモン汁をプラスすると爽やかな口当たりにあります。
お好みで試してみてください。
カフェラテにアレンジする
甘酒+牛乳+エスプレッソ
甘酒と牛乳を1:1で混ぜて、そこにエスプレッソを大さじ2杯(30㎖)入れてみましょう。
濃い味の方が好きな人はエスプレッソの量を増やして調整してみて下さい。
こちらのカフェラテは冷たくても、温めても美味しく飲めます。
しょうが甘酒で冷え性改善
甘酒+しょうが
甘酒にしょうがを加えただけですが、ホットにして飲むと体の芯から温まります。
しょうがは皮ごとの方が良いですが、私はチューブのしょうがを使っています。
毎日続ける時の注意点
甘酒を毎日続けるために作り置きをしようと思う人もいるかもしれませんが、時間が経ちすぎると酸っぱくなる可能性があります。
酸っぱくなる原因は、甘酒に入っている乳酸菌です。
乳酸菌による乳酸が甘酒を酸っぱくする原因になります。
また雑菌の繁殖によっても酸っぱくなります。
この違いは臭いで判断することができます。
雑菌が繫殖している場合は腐敗臭がします。
酸っぱい甘酒の使い方
乳酸菌で酸っぱい甘酒はそのまま飲むことは難しいですが、お味噌汁に入れたり、ドレッシングとして使うと美味しく食べることができます。
最後まで美味しく活用しましょう。
まとめ
実際に3ヵ月間甘酒を飲み続けてその効果を試してみました。
個人的に便秘や下痢になることが、ほとんどなくなったのが1番嬉しかったです。
私は豆乳などで割って飲んでいましたが、砂糖の代わりに料理に使うなど自分に合った方法で続けることが大事です。
メリットがいっぱいの甘酒をぜひ生活に取り入れてみて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。それではまた。