私はこれまで縦型洗濯機を使用していましたが、故障したため憧れのドラム式洗濯機を購入することを決意しました。
しかし、ドラム式洗濯機といっても種類が多く、どれがいいのか正直分かりませんでした。
私のようにドラム式洗濯機を初めて購入する人は、どこに気をつけて選んだらいいのか分からない人は多いのではないでしょうか。
そんなドラム式洗濯機初心者の私が、実際に購入する前にチェックしておいた方が良いポイントを5つご紹介します。
どこを気をつけて選んだらいいのか分からない人は、まずはこれからご紹介する5つのポイントについてチェックしてみて下さい。
ちなみに私は東芝のTW-127XP1を購入しました。
東芝のTW-127XP1を使ってみて実際に感じたメリットとデメリットは下記の記事に詳しく書いているので参考にして下さい。
- これからドラム式洗濯機を購入する人・購入を検討している人
- 実際に購入した人がチェックしていたポイントを知りたい人
- ドラム式洗濯機の購入を失敗したくない人
①そもそも設置できるか
ドラム式洗濯機を購入することを決めてから、最初にやることは設置場所や搬送経路をメジャーで測定することです。
信じられない人もいるかもしれませんが、業者が設置しようとしたところ、スペースが足りずに設置できなかった事例が実際にあるようです。
そのため、まずはドラム式洗濯機が設置できるかの確認作業(測定)から始めましょう。
洗濯機の置き場所を正確に測る
- 水道までの高さ
- 横幅
- 奥行き
- 防水フロアーの大きさ
- 洗濯機のドアを完全に開けるスペースがあるか
ドラム式洗濯機を設置するには、事前にこの5つをメジャーを使って正確に測定しておく必要があります。
運転中の振動が伝わらないように、壁から3㎝以上離して設置できる洗濯機を選ぶようにしましょう。
ドラム式洗濯機の扉は左開きと右開きの2種類があります。
左に壁がある場合は左開き、右に壁がある場合は右開きがおすすめです。
収納スペースが少なくなるのが心配な人はランドリーラックがおすすめです。
洗濯機周りがスッキリ整理整頓できるようになります。
詳しくは↓の記事を参考にして下さい。
搬送経路を測定する
搬送経路の測定場所は住んでいる場所が一軒家か賃貸か、1Fか2F以上かによっても変わります。
自分の当てはまる点は、忘れずに確認しておきましょう。
- マンションの入り口
- 玄関の入り口
- 階段の出入り口
- エレベーターの出入り口
①マンションの入り口
オートロックのマンションの場合は必ずチェックしておくようにしましょう。
②玄関の入り口
玄関から入らない場合窓から搬送する場合もありますが、その場合別料金がかかる場合があるので注意しましょう。
③階段の出入り口
踊り場に消火器などが設置してあって、狭い箇所はないかチェックは必ずしましょう。
④エレベーターの出入り口
洗濯機だけでなく、搬送業者の人も最低1名は乗ることができるスペースが必要になります。
その点も含めて測定しましょう。
②自動洗剤投入機能の有無
自動洗剤投入機能は全てのドラム型洗濯機についてはいないので、機能があるかどうかがドラム型洗濯機を選ぶ上で大きなポイントの1つになります。
自動洗剤投入機能のメリット
- 計量や投入の手間がなくなる
- 適量を使用するから経済的
- 洗剤や柔軟剤の置き場所がいらなくなる
洗剤は自分で入れるから必要ないと思う人もいるかと思いますが、自動洗剤投入機能は利用してみると、とても便利です。
液体洗剤はこぼしたり、多すぎたりしがちです。
手や計量カップが汚れるのも意外とストレスになります。
自動洗剤投入機能のデメリット
- 本体価格が高い
- 2~3ヶ月に1回お手入れが必要
- 洗剤や柔軟剤の種類が変わった時にお手入れが必要
③乾燥機能と臭い
ヒートポンプ乾燥とヒーター乾燥
ドラム式洗濯機の乾燥機能は、ヒートポンプ乾燥とヒーター乾燥の2種類があります。
本体価格はヒーター乾燥の方が安いですが、ヒートポンプ乾燥の方がメリットが多くあります。
- 電気代がヒーター乾燥に比べて安い
- 乾燥中も扉の開閉が可能
- 洗濯機の周囲が熱くなりにくい
- 60~65℃の低温風で除湿しながら乾燥するので、衣類の傷みや縮みが少ない
このようにヒートポンプ乾燥はヒーター乾燥に比べ、ランニングコストが少なくすみ、熱による洋服の傷みや縮みが少ないのが特徴です。
乾燥時の臭い
ヒートリサイクル乾燥方式の日立のドラム式洗濯機は、排水口に乾燥時に発生した温風を排気するため、排水トラップ内にたまった水が一時的に無くなってしまうことがあり、排水管から臭いが逆流してしまいます。
そのため乾燥時の臭いが気になる人は、ヒートリサイクル乾燥方式以外のドラム式洗濯機を選ぶようにしましょう。
④洗濯音と乾燥音
ドラム式洗濯機は縦型洗濯機よりも騒音があると口コミにもあったのでとても気になっていました。
しかし調べていくうちに、動作音を制御する静音設計の洗濯機であれば、運転音と振動の両方を抑制することができることが分かりました。
また、運転音を抑えることができる「おやすみ」コースなどを利用することでも騒音を防ぐことができるので深夜など気になる時にはそういった機能を活用することで解決するはずです。
商品紹介には必ず洗濯時と乾燥時の運転音の記載があるので、忘れずにチェックしましょう。
基本的に洗濯時や乾燥時の運転音は、dBで表されています。
騒音の大きさはdB(デシベル)で表されます。
騒々しい事務所や掃除機は70dB、普通の会話が60dB、図書館は40dBになります。
騒音が気になる人は、選ぶ際の目安にしましょう。
参考:騒音・振動測定 (リンク先:東京環境測定センター)
⑤使いやすさ
日々のお手入れは簡単か
ほとんどのドラム型洗濯機は、乾燥後に毎回フィルターのお手入れやゴムパッキンの掃除が必要になります。(排水フィルターも週に1回は掃除が必要になります。)
お手入れをサボると洗浄力や乾燥力が落ちる原因になります。
またドラム式洗濯機内に、汚れが残っていると雑菌が繁殖して、悪臭の原因になります。
洗濯物に悪臭が移ってしまうので、最低限のお手入れは必ず必要です。
ストレスなく使えるか
せっかく憧れのドラム式洗濯機を購入しても、操作が複雑だとストレスになってしまいます。
特に毎日使う人は操作が簡単かどうかはしっかりチェックしておきましょう。
ネット通販は便利ですが、操作しやすいかは人によって違います。
そのため、一度は電気量販店などで実際に見て、操作してみることをおすすめします。
まとめ
- 設置が可能な大きさ
- 自動洗剤投入機能がついている
- ヒートポンプ乾燥の洗濯機
- 静音設計もしくは「おやすみ」モードなどがついている
- なるべくお手入れが簡単で操作しやすい
東芝のTW-127XP1を購入
今回は私が初めてドラム式洗濯機を購入する際にチェックした点についてご紹介しました。
ドラム式洗濯機は便利ですが、高価な買い物です。
後悔の内容に納得してから購入しましょう。
ちなみに東芝のTW-127XP1と同じ最上位モデルには、パナソニックのNA-LX129があります。
機能もよく似ているので、迷う人は多いのではないでしょうか。
私も結構迷いました。
結果的にTW-127XP1を選んだ理由も詳しく書いたので、迷っている方や興味のある方はぜひ読んでみてください。
今回の記事が少しでも役に立てば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。それではまた。