貯金をしたいけど何をすればいいのか分からない人は、まずは固定費の見直しから始めてみましょう。
固定費とは毎月決まった金額が出ていく支出のことです。
固定費の見直しは大変かもしれませんが、一度見直せば継続的に支出を減らすことができます。
逆に固定費の見直しをしないと節約を頑張っているのに、なかなかお金が貯まらないことになってしまいます。
この記事では具体的な固定費削減の方法をご紹介します。
極端な節約は継続するのが大変なので、無理のない範囲で出来ることから始めてみましょう。
節約は継続することが大切です。
- 節約してるのになかなか貯まらない人
- 貯金をこれから始める人
- 無理せず節約してお金を貯めたい人
節約効果が高い固定費
節約をしたいと思ったら食費や交際費を抑えようと思う人が多いのではないでしょうか。
しかし食費や交際費は変動費といわれ、月によって少なかったり、多かったりするので節約できてるのか分かりにくい支出になります。
それよりも毎月決まった額の支出になる固定費を見直した方が節約には効果的です。
固定費は変動費よりも簡単に節約することができます。
また食費などの変動費に比べ、節約できたことがすぐに目に見えて分かるので、モチベーションの維持にもなります。
固定費の具体的な節約方法
固定費の見直しですが次の6点を見直しましょう。
- 家賃
- 光熱費
- 保険
- 車関連
- 携帯・通信費
- その他の固定費(サブスクリプションや習い事など)
家賃
家賃を下げる方法は、家賃交渉もしくは引っ越しをすることです。
家賃交渉のタイミングは契約更新時がおすすめです。
交渉する材料は以下のようにはっきりとした理由が必要になります。
- 周辺の同レベルの物件よりも家賃が高い
- 同じマンション(物件)内の他の部屋よりも家賃が高い
一般的に物件は古くなると家賃は下がることが多いです。
そのため入居した時よりも現在の方が家賃設定が安いことがあります。
特に周りに新しくマンションが建ったり、空室が続いている場合は家賃が下がっている可能性が高いです。
更新日が近い人は、今の家賃が周辺の物件や同じ物件の他の部屋より高くないか調べてみましょう。
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また引っ越しで家賃を下げるのは、手間と費用がかかるため敬遠されがちですが、今住んでいる物件よりも安いところに引っ越すことで、大幅な節約が可能になります。
家賃は家計に占める割合が大きいので、賃貸の人は一度検討してみて下さい。
ビレッジハウスでは全国で1,000物件以上、100,000室以上を取り扱っています。
家賃を安くしたい人は一度内覧してみてはいかがでしょうか。
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光熱費
光熱費が高い人は、今入っているプランが自分の生活に合っていなるか一度確認をしましょう。
「こまめに電気を切る」「水の無駄遣いをしない」ことも大事ですが、プランを変更するだけでそれ以上の節約になります。
今は電力とガスが自由化されたため、自分の好きな会社と契約することができます。
それぞれの会社が独自のキャンペーンをやっているので、複数社を比較するとよりお得になります。
詳しくは↓の記事を参考にして下さい。
保険
保険にはさまざまな種類がありますが、主な保険は以下の通りです。
- 生命保険
- 医療保険
- 損害保険
- がん保険
- 収入保障保険など
安心するために全てに入ると毎月高額になってしまいます。
合計で1万円を超えている人は一度保険の見直しをしてみましょう。
まず日本に住む人は、ほとんどの人が社会保険に入っています。
社会保険とは国民の生活を守るために国が運営している保険制度で、公的医療保険や公的年金などのことをいいます。
前提として保険とは「万が一のことが起きた時」や「生活が出来なくなってしまった時」に備えるものです。
具体的には、生命保険や火災保険の民間保険は入っておくことをおすすめします。
しかし医療保険は、公的医療保険でカバーできるため、ほとんどの人が入る必要がありません。
もし安心のために医療保険に入りたい人は、公的医療保険と重複している保障内容がないようにきちんと調べてから契約しましょう。
すでに入っている人は重複している保障内容の保険は、解約することをおすすめします。
保険の節約についてもっと詳しく知りたい人は↓の記事を参考にして下さい。
保険料を下げたいけど保険の見直しが面倒くさい人や一人だと良く分からない人は、保険のプロに相談してみましょう。
無料相談ができ、複数の保険を比較してくれるので安くなる可能性が高いです。
「保険コネクト」は無料相談ができ、全国対応しています。
それぞれの保険に対して最適なプロを提案してくれるので、悩みを相談しつつ最適な保険を一緒に考えてくれます。
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保険相談をもっと身近に保険コネクト
保険だけでなく 住宅ローンや家計についても相談したい人には「保険のプロフェッショナル」がおすすめです。
経験豊富なFP(ファイナンシャルプランナー)がお金の相談に乗ってくれます。
保険の見直しだけでなく、家計の見直し(貯蓄方法)や住宅ローン(節税)についても無料相談ができます。
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車関連
車はガソリンだけでなく、さまざまな維持費がかかります。
固定費の中でも全体に占める割合は大きいので一度見直してみましょう。
普通車から軽自動車に買い替えるorカーシェアリングを利用することで車の維持コストを抑えることができます。
もし軽自動車に買い替えると、普通車よりも年間数万円の節約になります。
買い替えや売却を検討できる方は一度査定してもらいましょう。
通勤や通学などで手放すことが出来ない人は以下の点について見直しをおこないましょう。
年間で数万円節約できる可能性があります。
- 自動車保険を見直す
- 駐車代金を見直す
①自動車保険を見直す
- 保険会社の見直し
- 契約内容の見直し
保険会社や契約内容を見直すだけで、年間で1~2万変わる可能性があります。
自動車の保険には自賠責保険と任意保険がありますが、見直すのは任意保険になります。
なぜなら自賠責保険は車検の時に強制的に入っている保険になり、どの保険会社でも料金はほとんど変わらないからです。
自賠責保険は自動車事故で他人を死傷させた時の被害者救済が目的の保険です。
そのため被害にあった人にお金(保険金)が支払われます。
任意保険には相手への補償と自分や同乗者への補償、車の補償があります。
もし大きな事故を起こした場合、相手への補償(対人・対物賠償保険)は貯金だけではカバーできない可能性があるため、「無制限」のプランに入っておくことをおすすめします。
しかし、自分や同乗者への補償、車の補償に関しては、自分の生活スタイルにあったプランを選ぶ必要があります。
(洪水など災害の多い地域では、災害時の損害も補償するプランに入るなど)
また、補償が被っていないかもチェックが必要です。
人身傷害保険と搭乗者保険については、どちらも怪我をしたときの補償になります。
会社員なら毎月払っている社会保険で傷病手当金と高額療養費制度を受けることができます。
搭乗者に関しては対人賠償補償や本人が入っている生命保険でカバーできる可能性があります。
他の保険でカバーできる分を外すことで毎月払う金額を下げることができます。
②駐車代金を見直す
月々の駐車代金も家計に大きな負担になります。
駐車場を借りている人は、一度は周囲の駐車場で安い所はないか確認してみましょう。
特に自宅マンションの駐車場を使っている人は要チェックです。
なぜなら自宅マンションの駐車場代金は、相場と同じか少し高い場合が多いからです。
安い駐車場にはそれなりの理由もあります。
駐車場が塗装されていない、屋外にある、シャッターがない、駅から遠い、前面道路が狭いなどさまざまです。
借りる前になぜ安いかもしっかりチェックしましょう。
単純に今借りている駐車場が割高な場合もあるので一度も周囲の駐車場の料金を調べたことがない人はぜひ確認してみてください。
↓
月極駐車場を比較する(リンク先:Parking NAVI パーキングナビ)
月極駐車場を検索するならカーパーキング(リンク先:car parking)
携帯・通信費
携帯は今はほとんどの人が持っていますが、大手キャリアのdocomo、softbank、auの場合月額6,000~10,000円払っている人も多いのではないでしょうか。
節約したい人は、格安SIMに乗り換えることをおすすめします。
格安SIMに変えると月額2,000~5,000円になり、大手キャリアに比べ、5,000円以上の差額になります。
月に5,000円以上収入を上げるのは大変ですが、格安SIMに変えるだけで誰でも月5,000以上節約をすることができます。
格安SIMは安くても品質は悪くないため乗り換えるほうがお得です。
最近は以前よりも格安SIMに乗り換えやすくなっています。
- 2022年4月からは大手三社(au、docomo、softbank)で契約更新月以外の解約時に発生する契約解除料(違約金)が無くなる
- 格安SIMに乗り換え後も現在使用中のメールアドレス(キャリアメール)がそのまま使用できる
契約解除料(違約金)はdocomoは2021年10月、softbankは2022年2月に廃止。auは2022年3月に廃止予定です。
格安SIMに乗り換え後のメールアドレス(キャリアメール)は、1メールアドレスごとに、docomoとauは月額330円(税込)、softbankは年額料3,300円(2022年夏頃から月額330円で利用できるプランを提供予定)で利用することができます。
このように格安SIMへは段々と乗り換えしやすい環境になっています。
携帯代が高い人はこの機会に格安SIMへの乗り換えを検討してみてください。
その他の固定費(サブスクリプションや習い事など)
何となく入ったままになっているNetflixやAmazonプレミアムなどのサブスクリプションや使っていないジムの会費、読んでいない新聞などありませんか。
1つ1つは少額でも年間にすると大きな支出になります。
毎月の自動振り込みになっているため、利用しなくなっても何となくそのままになっている人が多くいます。
まとめ
固定費を一度見直すとその後継続して節約することができます。
さらに見直しが早いほど効果が大きく1年、5年、10年と経った時に大きな差となります。
面倒に感じるかもしれませんが、食費などの変動費を節約するよりも大きな費用削減が期待できるので、節約したい人はまずは固定費の見直しから始めてみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。それではまた。