贅沢はしていないのに貯金が全然できないと思っている人は、意外と多いのではないでしょうか。
実際に2020年の家計の金融行動に関する世論調査では、単身世帯で貯金がゼロの人の割合は36.2%、2人以上世帯でも16.1%が貯金がゼロであることが分かっています。
参考:家計の金融行動に関する世論調査(リンク先:知るぽると 金融広報中央委員会)
月の収入から支出を引いた残りのお金を貯金にまわそうとする人が多くいますが、
月の収入-月の支出=残った分を貯金では、お金はなかなか貯まりません。
お金を本気で貯めたいのであれば、きちんと仕組みを作り、取り組んでいく必要があります。
この記事では誰にでもできる貯金方法と節約についてご紹介します。
「自分には貯金はできない」と諦める前に今回の方法を試してみてください。
今まで貯金が出来なかった人でも、必ず貯金が出来るようになります。
- これから貯金を始めたいと思っている人
- 将来のお金に不安がある人
- 給料日前はいつもカツカツになってしまう人
お金を貯める目的を明確にする
これから貯金を始める人は、まずは「何のために貯金をするのか」を明確にしましょう。
具体的にお金を貯める目的がイメージできるとモチベーションが上がり、長く貯金を続けることができます。
具体的にお金を貯める目的をイメージする
- お金を将来の子供のために貯金したい
- 浪費癖のある自分のお金の使い方を見直したい
- お金を貯めて自分の夢を実現したい・・・など
もっと具体的にイメージできるとさらに効果的で、目的に数字を入れるとイメージしやすくなります。
目的に数字を入れてさらにイメージしやすくすると◎
- 100万貯まったら海外に旅行に行く
- 500万貯まったら家を買う
- 子供が18歳になるまでに大学の学費を貯める
- 3年以内に結婚資金を貯める・・など
1ヵ月の支出を把握する
お金を貯めるために最初にしなければいけないことは1ヵ月の支出を把握する(何にどのくらい使っているのかを把握する)ことです。
支出をすべて把握するために、1ヵ月分のレシートや領収書を封筒やクリアファイルなどに保管しておきます。
またネットの買い物などレシートがないものは、忘れずに商品名と金額を付箋やメモ帳などに記録しましょう。
レシートを溜めたくない人やメモを書くのが面倒な人は、携帯のメモ帳やパソコンのExcelなどでもOKです。
自分に合ったやり方で1ヵ月の支出を記録して下さい。
もっと簡単に記録したい人はアプリを活用しましょう。
クレジットカードと連携させるアプリを利用すれば、自動で記録してくれます。
例えばマネーフォワードは銀行やクレジットカードを連携させると自動で収支の記録ができます。
その他にも電子マネーやポイントにも連携させることができるので、このアプリを利用すればほぼ自動で家計簿をつけることができるようになるのでおすすめです。
無料版で十分活用できるので気になる方は一度使用してみてください。
マネーフォワードについて詳しく知りたい人は↓の記事を参考にして下さい。
大切なのは何に使ったのか分からないお金(使途不明金)を無くし、全ての支出を把握することです。
1ヵ月分の記録が集まったら、各商品を次の基準で〇・✖・△に分けます。
〇→買って良かった物・必要な物
✖→買って後悔した物・買う必要がなかった物
△→買わなくてもよかった物
時間が経ってから自分の買い物を振り返ることで、無駄遣いになっている物が見えてきます。
無駄遣いになっている物は積極的に見直しをしていきましょう。
先取り貯金を始める
お金がなかなか貯められまい人は先取り貯金をしましょう。
先取り貯金とは毎月の収入の中から一定の金額を最初に貯蓄に回すことです。
多くの人が残った分を貯金にまわそうとしますが、それでは毎月の貯金できる金額がバラバラになってしまいます。
特に支出が多い月はほとんど貯金できないことになってしまうので残った分を貯金する方法はおすすめ出来ません。
しかし先取り貯金は使うよりも先に貯めるため、確実に貯金ができるようになります。
先取り貯金したお金はないものとして扱い、残りのお金で生活費をやりくりしましょう。
手取り(差引支給額)-貯蓄(先取り貯金)
=生活費
先取り貯金を継続するポイントは次の2点です。
- 先取り貯金は手取り(差引支給額)の20%を目標にする
- 先取りした分に手を出さない
上記のポイントについてそれぞれ説明していきます。
①先取り貯金は給与の20%を目標にする
1つ目のポイントは、先取り貯金は手取り(差引支給額)の20%を目標にするです。
例:手取り200,000円の人は40,000円、170,000円の人は34,000円を先取り貯金します。
もし20%が辛く感じるのであれば、最初は10%から始めてみましょう。
苦しい思いをして貯金をしても長くは続きません。
大切なのは無理せずに継続することです。
②先取りした分に手を出さない
2つ目のポイントは先取り貯金した分には絶対に手を出さないです。
先取り貯金したお金に手を出してしまうと、せっかくの貯金のペースが崩れてしまい貯金が出来なくなってしまいます。
そのため、先取り貯金の分には手を出さないよう頑張って予算内でやり繰りしましょう。
先取り貯金について、もっと詳しく知りたい人は↓の記事を参考にして下さい。
固定費と変動費の見直し
1カ月の支出を把握し、先取り貯金を始めたら節約に取り組みましょう。
節約をして支出を減らすことができれば、収入を増やすよりも簡単に、貯金額を増やすことができます。
節約するものとして固定費と変動費の見直しをしてみましょう。
固定費・・家賃や光熱費など毎月発生する一定額の費用のこと
変動費・・食費などその月によって変わる費用のこと
固定費の見直し
節約でまず見直したいのは固定費です。
固定費は一度見直すとその後も効果が継続します。
節約効果が大きい固定費は次の6点です。
節約効果が大きいため全部やるのが理想ですが、無理のない範囲で出来ることから始めましょう。
取り組みたい固定費の見直し
- 家賃
- 光熱費
- 保険
- 車関連
- 携帯・通信費
- その他の固定費(サブスクリプションや習い事など)
具体的な方法は↓の記事を参考にして下さい。
変動費の見直し
固定費の見直しが終わったら、次に変動費の見直しをおこなっていきます。
取り組みたい変動費の見直しは次の5点です。
取り組みたい変動費の見直し
- 食費
- 日用雑貨品
- 被服費と美容費
- 交際費
- お小遣い
食費
お昼や夕食が外食やコンビニ弁当が中心の人は自炊するようにしましょう。
自炊することで、大幅に食費を削減することができます。
自炊することを始める際のポイントは次の2点です。
- ご飯をまとめて炊いて冷凍保存する
- 市販の総菜なども活用する
ご飯をまとめて炊いて1食分ずつ小分けにして冷凍保存しておくことで、帰宅してからご飯を炊く必要がなくなります。
いきなり毎日自炊しようとすると長く続かないことが多いのであまり力み過ぎず、市販の総菜なども上手に活用しましょう。
ふるさと納税を利用して食材をもらえば、食費の節約に大きく貢献してくれます。
詳しく知りたい人は↓の記事を参考にして下さい。
日用雑貨品
日々使う日用品は安いときにまとめて買うようにしましょう。
ストックする場所をあらかじめ決めておき、どのくらいあるのかきちんと把握しておきましょう。
無くなってから慌ててコンビニなどで買わないようにしましょう。
ふるさと納税を利用して日用品をもらうこともおすすめです。
詳しく知りたい人は↓の記事を参考にして下さい。
被服費と美容費
まずは自分がどのくらい洋服を持っているのか確認してみましょう。
セール品など安く買ったものでも着なくなってしまった洋服はありませんか。
移り変わりの激しいファッションですが、流行に流されずに自分に合った物を選ぶようにしましょう。
高い化粧品も自分の肌に合わなければ無駄遣いになってしまいます。
まずはサンプルやトライアルキットなどで試してから購入するようにしましょう。
物がたくさんある人はまずは物を捨てて部屋を片付けましょう。
部屋が汚い人はお金が貯まりにくい習慣になっています。
詳しくは下記の記事を参考にして下さい。
↓
交際費
友人や会社の飲み会は大切ですが、頻繁に参加すると月の支出は高額になってしまいます。
友人との飲み会は月に〇回とあらかじめ決めておきましょう。
また会社の飲み会は数回に一回は断る勇気も必要です。
お小遣い
節約する際に必ず検討させるのが、各家族のお小遣いではないでしょうか。
一般的に旦那さんの平均は3~4万円、奥さんの平均は1~3万円ですが、昼食代や化粧品代などを含めるのかで、必要な金額が大きく変わってきます。
お小遣いは少なくするのは簡単かもしれませんが、仕事のモチベーションが下がってしまうので下げる際には慎重に検討しましょう。
お金のプロに相談してみる
ここまで見てきて一人では家計の見直しは出来ないor自信がないという人は一度お金のプロに相談してみましょう。
固定費の見直しで複雑な保険についてより詳しく相談したい人には、ほけんのトータルプロフェッショナルがおすすめです。
ほけんのトータルプロフェッショナルでは、経験豊富なファイナンシャルプランナー(FP)に無料で相談することができます。
保険だけでなく家計の見直し全般の相談にも乗ってくれます。
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まとめ
何となくお金を貯めようと思ってもなかなか貯金額は増えていきません。
貯金する目的を明確にすることで貯金しようというモチベーションが上がります。
また目的を目につくところにメモしておくとモチベーションの維持にも繋がります。
先取り貯金が習慣になれば確実に貯金額は増えていきます。
ぜひ試してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。それではまた。
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